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貸切クルーズ・チャーターのキャンセルポリシー
【30日前からの段階設定と、その根拠の書き方・例文】

公開: 2026年8月13日 / キャンポリ編集

貸切クルーズ・チャーター船・貸切体験は、1件のキャンセルの損失が数万〜数十万円と大きく、空いた枠を埋め直すこともほぼできません。だからこそ30日前からの段階設定が業界の標準ですが、早い段階からの設定には「なぜか」の一文が必要です。根拠の書き方と、最終人数確定日・荒天中止の扱いを例文で解説します。

ご利用にあたって: 本ページの例文は一般的な参考例です。率や条件は貴社の実情に合わせてご調整ください。基本の考え方はキャンセルポリシーの書き方とテンプレートを先にどうぞ。

貸切のポリシーで決めるべきは、この4つ

  1. 無料キャンセルの締切を何日前にするか — 貸切は{30}日前が標準的な起点です。早い設定の根拠は「確定後に他のお客様をお断りしている」こと。この一文を必ず添えます
  2. 最終人数の確定日 — 人数で料理・ドリンク・保険を手配する場合、「{7}日前までに最終人数を確定、以降の減員は人数分を申し受けます」を入れます
  3. 荒天中止は誰が・いつ決めるか — 運航判断は船長・運航会社の専権であること、判断の連絡時刻、中止時は無料であることを書きます
  4. 代替日の提案をするか — 貸切は金額が大きいぶん、キャンセル料より「別日への変更」のほうがお互いの損が小さいことが多い業態です

例文(コピーして使えます)

【キャンセルポリシー】

■ キャンセル料
 ・{30}日前まで    無料
 ・{29}日前〜{8}日前  料金の{30}%
 ・{7}日前〜前日    料金の{50}%
 ・当日・ご連絡なし  料金の{100}%

 ※貸切のご予約は、確定後に他のお客様のご予約を
  お受けできないため、上記の割合とさせていただいております。

■ 最終人数の確定
 ご利用人数は{7}日前までにご確定ください。
 確定後の減員は、減った人数分について
 上記キャンセル料と同じ割合を申し受けます。

■ 日程のご変更
 {14}日前までのご連絡で、{3}ヶ月以内の別日に
 {1}回まで無料でご変更いただけます(空き状況によります)。

■ 荒天・海象による中止
 安全に運航できないと当社(船長)が判断した場合は中止とし、
 キャンセル料はいただきません。
 中止のご判断は{前日◯時/当日◯時}までにご連絡します。
 ※中止時は、代替日のご提案または全額のご返金をいたします。

■ ご連絡先
 {会社名} 電話: {電話番号}

「確定後に他のお客様のご予約をお受けできないため」——この一文が、30日前からの設定を成立させます。消費者契約法9条は「平均的な損害」を超えるキャンセル料を無効としますが、貸切は枠を1組に売り切る業態です。他のお客様を断った事実そのものが損害の説明になる、数少ない業態だと言えます。

貸切ならではの論点3つ

① 高額だからこそ、書面とタイミング

数十万円のキャンセル料は、口頭の合意だけでは争いになります。見積書・申込書にポリシーを明記し、申込時に同意を取ること。予約サイト経由なら注意事項欄に全文を載せてください。金額が大きいほど「予約の前に読める場所にあったか」が効いてきます。

② 最終人数確定日は、減員トラブルの防波堤

幹事さんの「人数が減りまして」は貸切で最も多い交渉です。確定日を境に「確定前は自由・確定後は請求対象」と機械的に線が引けるので、幹事さんも社内で説明しやすくなります。

③ 中止時の代替案を先に書いておく

荒天中止のとき「返金か代替日か」でその場交渉になると、不満だけが残ります。ポリシーに選択肢を書いておけば、中止連絡が営業の機会に変わります。

それでも起きたキャンセルの請求

貸切のキャンセル料は金額が大きく、請求しないままにする損失も最大級です。根拠(ポリシー)と支払い方法を1通で届ける請求の仕方はキャンセル料請求書のテンプレートと督促メール・SMS文例に、全体像は無断キャンセル対策ガイドにまとめています。

高額のキャンセル料こそ、感情ではなく仕組みで

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